日本代表MFに欧州5クラブが関心 「獲得しやすい金額で動ける」本命はACミラン?
英メディアがACミランやセルティック、フルハムなどの遠藤への関心を伝える
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航に多くのクラブから関心を集めているようだ。冬の移籍市場のオープンを約1か月半後に控える中で、英メディア「Caught Offside」などが報じている。 【写真】奥さんも登場! 遠藤航、子供4人&愛妻とハロウィンパーティーをする様子 昨シーズン、リバプールに加入した遠藤はユルゲン・クロップ監督の率いるチームで中心選手として活躍した。だが、31歳の守備的MFは今季就任したアルネ・スロット監督の下では出場機会が限定的になっている。この状況を打破するため、遠藤は冬の移籍市場で新たなクラブを模索することになるかもしれない、という。 記事では「昨夏、シュツットガルトからプレミアリーグに来て、彼はチームプレーヤーとして使える選手だと証明してきた。だが、彼はキャリアの現時点でより多くの出場機会を求めている。リバプールは彼にその機会を提供することは難しいようだ」とし「ACミランは彼の万能性とピッチ上でのパフォーマンスから関心を示している。イタリアのクラブは、彼の技術がチームに大きな力をもたらすと信じている。彼は獲得しやすい金額で動けるようであり、ミランの中盤に確かなクオリティを加えるはずだ」として、かつて日本代表MF本田圭佑も所属したイタリアの名門を移籍先候補に挙げた。 ミラン以外にも日本代表FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央らが所属するスコットランド1部セルティックやイングランド1部フルハム、ウォルヴァーハンプトン、イプスウィッチといったクラブも遠藤に関心を示しているという。同メディアは「31歳はトロフィーを獲得できる競争力の高いクラブに加わりたいと感じている。ミランへの移籍が彼には魅力的かもしれない」と“本命視”している。 なお、遠藤の移籍にリバプールは1500万ユーロ(約25億円)から1800万ユーロ(約29億円)の移籍金を要求すると見られている。セルティック専門メディア「Celtic Bhoys」は「遠藤がとても良い選手であり、セルティックのチームに多くをもたらすことに疑いはない。だが、クラブがこれだけの移籍金を支払って彼と契約を結ぶことは考えにくい。もし、セルティックが遠藤獲得するのであれば、レンタル移籍だろう。昨季もセルティックはナット・フィリップスをリバプールから獲得している。セルティックは自国での戦いには、守備的MFを必要としていない。だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で次のステージに進出すれば、大きな助けになるだろう」と、CLでの上位進出に向けて遠藤を獲得する可能性を指摘している。
FOOTBALL ZONE編集部