二十歳の晴れ着契約トラブル 沖縄市の貸し衣装店が貸し出しと撮影を無償提供
【沖縄】成人の日などに各地で開かれる「二十歳の集い」で着用するはかまや振り袖を巡り、購入やレンタル予約した式典参加予定者が名護市の注文業者と連絡がつかなくなっている問題を受け、沖縄市山内にある貸衣装店「振袖gram 沖縄市店」は、参加予定の女性に衣装の貸し出しと写真撮影を無償で提供する。 【写真】11月で途絶えた、20歳の女性と業者のLINEのトーク画面 対象は今回のトラブルに巻き込まれた本島北部の19~20歳の女性で、既に名護市の業者に代金を支払っている人。領収書や申込書など利用を証明する書類が必要になる。 同店では、報道で同問題が発覚した直後の24日にスタッフで支援を決定し、店のHPでも無償貸し出しの情報を掲載。問い合わせの数に合わせて、北海道や新潟県にある店舗からも衣装を取り寄せて対応する。 長濱彰乃代表は「店には同世代のスタッフもいて、みんなでできることをしたいとすぐに考えた。二十歳の集いは親にとっても大切なもの。家族で笑顔で特別な日を迎えてほしい」と話した。 振袖gramのHPは https://www.furisode-gram.net/news/10132/ から。問い合わせは同店、080(8565)3818。