オレンジネクタイで登場、甲斐拓也「阿部監督を胴上げするために」ソフトバンクから巨人へFA移籍
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人に移籍した甲斐拓也捕手(32)が26日、東京都内のホテルで入団会見に臨み、新天地での活躍を誓った。 ■オレンジの花に囲まれオレンジネクタイで登場した甲斐【写真】 オレンジ色のネクタイ姿で会見場に姿を見せた甲斐は「移籍に際して、とても熱いお言葉を阿部監督からいただいた。阿部監督を胴上げするために、気持ちを新たに一生懸命頑張っていく」と決意を述べた。 大分市出身で長年ソフトバンクの正捕手として常勝軍団を支えた。「甲斐キャノン」と称される強肩と高い守備力が持ち味で17年にレギュラーを奪取。14年目の今季はチームの4年ぶりのパ・リーグ制覇に貢献した。119試合に出て打率2割5分6厘、5本塁打、43打点。7度目のゴールデングラブ賞にも輝いた。 大分・楊志館高から2011年に育成ドラフト6位でソフトバンク入団。13年オフに支配下選手登録を勝ち取った。通算1023試合で打率2割2分3厘、62本塁打、290打点。野球日本代表「侍ジャパン」でも21年の東京五輪で金メダルを獲得し、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝メンバーとなった。 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社