手術後の英ロイヤル2人への「異例のお見舞い」。 "容態悪化" を不安視する声も...
カミラ王妃が1月26日(現地時間)、ロンドン市内にあるロンドン・クリニックで前立腺肥大症の手術治療を受けたチャールズ国王を見舞った。 【写真】手術をした妻のお見舞いへ、自ら車を運転するウィリアム皇太子 放送局「ITV」のロイヤルレポーター、クリス・シップによれば「今回、カミラ王妃は国王に付き添っている。一般的な家庭ではお見舞いは "ごく普通" のことに思えるかもしれないが、ロイヤルファミリーがこのように配偶者に付き添うのは非常に珍しい」とSNSでレポート。 異例のお見舞いとなったため、ロイヤルファンの中には2人の容態が急変したのではと心配する声も。しかしカミラ王妃は、病院を出る際、集まっていた多くの人々に対し、国王は「元気にしていますよ、ありがとうございます」と言葉をかけた。 又、バッキンガム宮殿はチャールズ国王の手術と入院について、次のように発表している。 「国王は今朝、予定されていた手術治療を受けるため、ロンドンにある病院に入院しました。……陛下の健康を祈り、お見舞いの言葉をくださったすべての皆さんに、感謝しています。また、国王が受けた診断(を公表したこと)が、この病気に対する認識の向上につながったことを、喜んでいます」 国民保健サービス(NHS)の関係者によると、チャールズ国王が良性疾患である前立腺肥大症の治療を受けることを明らかにして以降、この病気に関するインターネットでの検索件数は急増しているという。
治療のためロンドン・クリニックに到着した国王はまず、同じ病院で腹部の手術を受け、入院中のキャサリン皇太子妃を見舞ったという。 病名を公表したチャールズ国王とは異なり、キャサリン妃は自らの健康状態について、詳細を明らかにしていない。ケンジントン宮殿は、「皇太子妃は、(ジョージ王子ら3人の)子どもたちができる限り普段どおりに生活できることを願い、その気持ちが理解してもらえることを願っています。自らの健康状態に関する情報を、非公開とすることを希望しています」との声明を発表している。 チャールズ国王とキャサリン皇太子妃、そしてウィリアム皇太子は現在、いずれも公務を“休業中”(皇太子は家族の世話をするため、公務の一部を延期している)。
いっぽう、カミラ王妃は、ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者をサポートするロンドン南部のレフュージズ・ガイアセンター(Refuge's Gaia Centre)や、創立175周年を祝った老舗ジュエラー、ディーコン&サン(Deacon & Son)を訪問するなど、予定どおりに公務をこなしている。訪問先では、国王の早い回復を祈る人たちから、お見舞いのカードなどを受け取る様子がみられている。
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