SEVENTEEN東京ドーム公演 新曲「消費期限」など全26曲披露しCARAT魅了
韓国の13人組男性グループ、SEVENTEENが5日、「ワールドツアー『RIGHT HERE』イン ジャパン」の東京公演2日目を東京ドームで開催した。 【写真】東京公演を行ったSEVENTEEN 10月に韓国でスタートした2年ぶりのワールドツアーは、アメリカを回って11月末の名古屋で日本公演をスタート。4都市の計10公演で日本中のCARAT(カラット=ファンの総称)を魅了する。 ◇ ◇ ◇ 激しいビートが利いた「Fear」で幕を開けたステージは「Fearless」と続き、日本公演で初披露の「MAESTRO 日本語ver.」へノンストップで一気に続けた。 最初のMCでHOSHI(ホシ、28)が「みんな会いたかったですか~。本当~? 僕たちも本当に会いたかったです。今日は東京ドーム最後の日。今日もよろしくお願いします」と流ちょうな日本語であいさつ。「みんなエネルギーがいっぱいだから」とあおって、会場のボルテージを押し上げた。S.COUPS(エスクプス、29)も「序盤から走った」と続けてCARATを喜ばせた。 メンバー2人がツアーに参加せずに11人だが、ダイナミックでキレキレのパフォーマンスは健在。ステージをセンターと後方にも設置し、オールスタンディングの超満員のファンが全方位から楽しめる仕掛けにした。メインステージには何度も火炎が飛び、そのたびに約5万人の黄色い歓声がドーム中に響き渡った。 後半ではSEUNGKWAN(スングァン、26)の「次は新曲をお届けします」の言葉に続けて、11月27日に発売したばかりの新曲「消費期限」を披露。初週売り上げ41万8000枚(オリコン調べ)は本年度の海外アーティストトップで、多くの韓流スターがひしめく中、圧倒的な人気をあらためて証明した。10月発売のミニアルバム「SPILL THE FEELS」の収録曲「LOVE,MONEY,FAME」も歌唱。ヒップホップサウンドと「君の愛だけあればいい」と訴えるシンプルな歌詞で会場の熱気をヒートアップさせた。 15年のデビュー時から楽曲の制作やコンセプト、振り付けなどを自分たちで手がけ、世界中の若者たちの圧倒的な支持を得てきた。この日もセブチならではの音楽と娯楽性で3時間超を駆け抜け、計26曲でグローバルな魅力を見せつけた。【松本久】