【秋華賞】チェルヴィニア2冠にサンデーレーシング・吉田俊介代表「びっくりするくらい強かった」
クリストフ・ルメール（45）＝栗東・フリー＝騎乗で1番人気のチェルヴィニアが直線で鋭く伸び、オークスに続く2冠目をつかんだ。次はジャパンC（11月24日、東京、GⅠ、芝2400メートル）を視野に入れており、牡馬や年長馬に挑戦することになりそうだ。 馬主のサンデーレーシングは3年連続Vで歴代最多勝を「5」に更新。吉田俊介代表は「びっくりするくらい強かったです。オークスの後は（牧場関連馬で）一番疲れがあったくらいでしたが、またすごくなっていましたね」と驚いた。今後は状態を見てジャパンCに向かう方針で「まだ良くなると思います」と年長馬との初対決に胸を躍らせた。 上位3頭を独占したノーザンファームは4年連続の13勝目。中島文彦GMは「強かったですね。余裕をもって前があくのを待って伸びてくれました。大きく逃げる馬がいて難しい展開でしたが、うまく乗って、いいレースをしてくれました。改めてお母さんもすごい馬です」とたたえた。1歳にエピファネイア産駒の弟、当歳にエフフォーリア産駒の弟がいる。母チェッキーノはイクイノックスの子を受胎中で、来年4月に出産予定だ。
