全国900万戸に急増 空き家に外国人が熱視線!【WBSクロス】
どんな人が購入するのか?
アレンさんのもとに日本の空き家に興味を持つ外国人が現れました。この日、内見に訪れたのはオーストラリアに住むジェームス・セガールさんです。 「別荘として使いたい物件を探している。四季折々に訪れた時に、日本の田舎や気候を楽しみながらリラックスできる場所があれば」(セガールさん) 案内するのは、都心から車で1時間半の場所にある埼玉県の物件。築48年の5LDK、現在650万円で売りに出されています。 アレンさん、早速日本らしさをアピールします 「ここは“床の間”と呼ばれている。このような巻物を掛けて、季節に応じて替えることもあります」(アレンさん) 「日本の美学を維持しながら少し個性を取り入れているところがいい」(セガールさん) 続いてはリビングへ。 「これは“こたつ”というもの」(アレンさん) 「日本の映画で見たことがある」(セガールさん) 日本ならではの掘りごたつに興味津々です。 「これは非常に日本的。こういうものこそ魅力の一部だし、とても実用的」(セガールさん) 「周りの景色はどうですか?」(アレンさん) 「きれいですね。石造りも魅力がある」(セガールさん) およそ1時間かけてじっくり内見したセガールさん。 「ぜひ購入を検討したいと思う。こんなに美しい場所がたくさんあるのに放置されたままなのは残念に思う」(セガールさん) 今は外国人向けに空き家を紹介しているアレンさんですが、その先にはもっと大きなビジョンを見据えています。 「『空き家は外国人に人気だ』という事実をつくれば、日本人もてついてきてくれるかもしれないというのが一つの狙いです」(アレンさん) ※ワールドビジネスサテライト