5年ぶり「新春もちつき」 山形市役所、市民がつきたて味わう
山形市の大曽根餅つき保存会(新関徳次郎会長)による「新春もちつき」が6日、5年ぶりに市役所で行われた。近くの園児たちも参加して餅つきを体験し、市民がつきたてを味わった。 毎年恒例のイベントだったが、新型コロナウイルス禍の影響で実施を見送ってきた。18回目となった今回は、ふかした地元産のもち米「おくしらたま」21キロを用意。メンバー6人がかけ声に合わせ、臼ときねでリズム良くこねたり、ついたりした。木の実北こども園の年長児は小さな杵で餅をつき、笑顔を見せた。 約600食分の餅が仕上がり、納豆やきな粉とあえて市民に振る舞われた。祖父と一緒に味わった山形八小3年安部奏汰(かなた)さん(9)は、「よく伸びるお餅のように、学校の成績も伸ばしたいな」と元気に話していた。