「同じことの繰り返し。試合に勝つことを恐れている」元主将キーンが指揮官交代も結果の出ない古巣マンチェスター・Uに辛辣
元マンチェスター・ユナイテッド主将のロイ・キーン氏は、古巣の選手たちへ苦言を呈した。 今シーズン序盤から低調な戦いの続くマンチェスター・U。10月末にエリック・テン・ハーグ監督を解任した後、暫定的にチームを指揮したルート・ファン・ニステルローイ氏の下で復調し、11月のインターナショナルブレイク期間中にルベン・アモリム監督が就任して現在チームを指揮している。 マンチェスター・Uはアモリム監督の下で24日に敵地でのイプスウィッチ・タウン戦を迎えた。試合序盤にマーカス・ラッシュフォードの先制点で幸先よくスタートしたが、前半のうちに同点弾を許すと、これ以上試合は動かずに1-1で終了。アモリム監督の初陣を白星で飾ることができなかった。 これを受け、マンチェスター・Uの最盛期を知る元主将のキーン氏は、イギリス『スカイスポーツ』でチームについて「チームの形を見たが、同じ選手たちで同じ問題があった」と話し、古巣へ辛辣な言葉を続けた。 「私たちはヒョウとその模様について話しているようなものだ。得点力不足、後半のクオリティ不足。イプスウィッチが上回っていたように見えた。これが彼(アモリム監督)の最初の試合だ。(チーム状況を)把握するために多くのことが必要で、彼にとって精神的な1週間になった。しかし、結局のところ、彼は落胆することになるだろう」 「このチームはここ1年間や2年間、前に出てに試合に勝つことを恐れているようだ。彼らには自信や信念が足りない。彼らにトップ4に戻るためのクオリティがあると私は信じているか?間違いなくノーだ。同じことの繰り返しだ。予測可能で、クオリティ不足だ」