<独占インタビュー>松田が語るメジャー断念、ソフト残留の真相
――確かに複数年契約してから結果の出ない選手は少なくありません。 「僕は、この4年間が大事だと考えています。これで終わりじゃないんです。4年後35歳になって、もう一度、選手として価値のある存在でなければなりません」 ――王会長の『まだ日本でやることがたくさんあるぞ!』いう言葉をそう受けとったのですね。 「その通りです。チームとして、3連覇をつかみにいく。2連覇で終わったら、また一からのスタートになってしまいます。孫オーナーが10連覇を目指せ!と言われました。それはとてつもなく凄い数字ですが、まずは3連覇を現実にしたいし不安はありません。」 ――個人的には? 「強い気持ちを持ち、フル出場を続けることです。バッティングでは、キャンプから自分の間というか、タイミングを合わせることをテーマに取り組みたいと考えています。それができれば3割はマークできるでしょうし、ホームランも40本を目標としたいと考えています。ヤフオク!ドームのホームランテラスを使わないともったいない。30本を目指せば、20本で終わります。40本を目指さないと、昨季残した35本も無理なんです。経験と自信から40本という数字を口にしました」 『熱男』のトークは熱を帯びた。独占インタビューの第二弾は、“恐怖の6番”、松田が明らかにしたそのホームランテラス打法の真髄を紹介したい。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)