再現度…高い!斬新オブジェが新作ケーキに、大阪のホテルの新たな試み
大阪・中之島のホテル「コンラッド大阪」(大阪市北区)では、クリスマスケーキの予約販売を開始。今年は館内の作品をイメージした新作ケーキが登場し、アートな要素が満載の斬新なデザインに仕上がっている。 【写真】もはやそのまま…新・クリスマスケーキ 美術館など文化施設が集まる中之島エリアにちなみ、「ゲストの感性を刺激できるように」と、館内に300点以上ものアート作品が散りばめられている同ホテル。今回はそんなアートを、ケーキのデザインに落とし込んだ。 ロビー入口でゲストを迎え、フォトスポットとしても人気の彫刻作品『FU/Rai』から着想を得たホールケーキ「風雷(ふうらい)」(6900円)。ビジュアルは白一色で幻想的な「雪景色」を表現しつつ、フレーバーは多彩で、同ホテルのオリジナルティーのムースをベースに、オレンジ&マンゴーのコンフィチュール、シナモンムース、チョコガナッシュの多層な味の変化が魅力だ。 館内アートにインスパイアされたケーキは初の試みだそうで、担当者は「作品との共通点も楽しんでいただければ」と話す。 フロントに飾られた木の作品がモチーフの「Vein(ヴェイン)」(6600円)は、スタイリッシュな円柱型ブッシュ・ド・ノエルに。表面を覆うキャラメルとグラサージュ(糖衣)のラインで、作品の「水都大阪」を象徴する水脈の流れを表現。ジャンドゥーヤムースの濃厚な味わいながら、ジャスミンが香るチョコムース、酸味あるオレンジクレームブリュレも効いた大人な味わいとなっている。 食べくらべができるよう、1人向きサイズ「ミニ 風雷」(1900円)、「ミニ ヴェイン」(2300円)も販売。ギフトには、雪の様々なシーンをカラフルに表現したクリスマス限定チョコ「THE SNOW」(2個1500円~)もおすすめとか。ケーキの予約受付は12月22日まで(受け取り3日前までに要予約)。 取材・文・写真/塩屋薫