山形病院で障害者に暴言や乱暴 看護師2人を停職処分
重症心身障害のある入院患者に対し、暴言や乱暴な行為があったとして、国立病院機構は同機構山形病院(山形市)の30代の女性看護師2人を停職2カ月と1カ月半の懲戒処分とした。10月21日付。 病院によると、昨年4~7月、患者19人に対する計6件の行為を虐待と認定。「ばあさん」と呼んだり、あだ名で呼んだりした。移動時にベッドに投げるように戻したこともあった。 うち1人はさらに、食事の際、ご飯やおかず、みそ汁をまぜて食べさせたり、経管で投薬すべきなのに、口から投薬したりした。 昨年7月に内部通報で発覚。関係自治体に連絡し、第三者委員会を立ち上げ調査していた。