AFCON制覇&最優秀若手選手賞の衝撃 三笘と同じルートを辿るアディングラがブライトンの“エース”になるとき
ベルギーでの活躍からブライトンへ
アフリカ・ネイションズカップを制し、大会最優秀選手賞にも選ばれたコートジボワール代表FWシモン・アディングラ。 充実の1か月を経て所属するブライトンに戻ってきたわけだが、ブライトンでのリスタートは最高だ。先日のシェフィールド・ユナイテッド戦では2ゴールを挙げる活躍を披露し、チームの5-0勝利に貢献した。 『ESPN』によると、アディングラもこれ以上のカムバックはないと充実ぶりを口にする。 「ネイションズカップは母国で行われたからね。僕にとっても家族にとっても、とても特別なものだった。最初は敗退寸前だったのに、そこから巻き返してトロフィーを勝ち取ることができた。アフリカでチャンピオンとなり、ブライトンでは2ゴールを決めることができた。これ以上の展開はないよ」 これでアディングラの今季リーグ戦得点数は6点となった。チームトップは8ゴールを決めているジョアン・ペドロだが、アディングラの数字はそれに次いで2番目だ。ペドロの場合はPKも担当しているが、アディングラもチームトップスコアラーとなる可能性がある。 昨季はレンタル先のロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズで結果を残し、今季はブライトンで絶対的な主力へ。22歳のアディングラは理想的なキャリアを歩んでおり、年齢的にもさらに上のステージを目指せそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部