「毎日死ぬ思いで生活してます」2024年夏 猛暑と災害が暮らしを直撃
一方、大手家電量販店のヨドバシカメラではソーラーパネルを搭載したリュックサックの注文が増えました。 リュックサックとして普段使いもできる上に、充電もできる一石二鳥のアイテムで、スマートフォンは1時間でおよそ18%の充電が可能です。 ■台風10号で被害 RKB 江里口雄介 記者 「福岡県添田町の県道451号です。大きな木が2本、根元から崩れ、電線に倒れかかっています」 8月29日から30日にかけて、ゆっくりとした速度で九州北部を横断した台風10号。 福岡県と佐賀県では合わせて、3人が死亡、強風で転倒し骨を折るなどして27人がけがをしました。猛暑に地震、台風と様々な自然災害に見舞われた今年の夏。 いつ起こるか分からない災害に対し、十分な備えが必要ということを改めて考えさせられました。 ■暑い夏 熱中症の疑い増加 福岡県によりますと、今年、熱中症の疑いで病院に運ばれたのは、きのう時点で4094人。 去年の3573人を大きく上回っています。 ■レジャー施設も明暗 福岡市東区の海の中道サンシャインプールはほぼ例年通り、およそ19万人が訪れましたが、太宰府市の「だざいふ遊園地」は例年の来場者数と比べて1割ほど減りました。 一方、来場者が増えたのはマリンワールド海の中道です。 7月は前年比118%の12万人、8月は前年比108%の19万人でした。 糸島市の白糸の滝は、7月は去年より1万4000人増、8月は集計中ですが、前年を上回る人が訪れたということです。 九州経済調査協会は「今年の夏は特に炎天下を避け、博物館や水族館などの屋内型レジャー施設や水辺空間など涼しさを求める傾向が強まった」と分析しています。 ■9月の気温と降水量 気象庁が発表した向こう1か月の九州北部地方は暖かい空気に覆われやすいため、前半、気温はかなり高くなる見込みです。 降水量は湿った空気や前線の影響を受けやすい時期があるため、平年並みか多い見通しです。
RKB毎日放送