【注意】年末は海外旅行に行く予定! でもiPhoneの「ライブ留守番電話」がオンだと「国際電話料金」がかかる!? 設定の確認方法を解説
年末年始に海外旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。海外では国際電話料金がかかることはよく知られていますが、意外な形で高額な料金が発生する場合もあり注意が必要です。 高額な料金が発生する場合がある理由は、iOS18から日本語設定のiPhoneに搭載された「ライブ留守番電話」機能にあります。各キャリアの留守番電話オプションに入っていなくても自動応答し、相手のメッセージをテキスト化してくれる便利な機能です。しかし、海外滞在中は、この機能によって予期せぬ着信料金が発生するかもしれません。 本記事では、「ライブ留守番電話」がトラブルを引き起こす理由と設定方法を解説します。 ▼「オイルヒーター」は暖かいけど、電気代が大変なことに! 1ヶ月でいくらかかるの?
海外では着信時も料金が発生する
通常日本国内の電話で通話料金がかかるのは、電話をかける側(発信時)のみです。しかし、海外では仕組みが異なり、電話を受ける側(着信時)にも料金が発生します。 例えば、ハワイ滞在中に着信を受け応答した場合のキャリアごとの料金は、以下の通りです。 ・ドコモ:1分あたり175円 ・au:1分あたり165円 ・ソフトバンク:1分あたり175円 ・楽天モバイル:1分あたり195円 家族や友人からの電話はもちろん、迷惑電話などでも応答しただけで料金が生じてしまいます。したがって、海外滞在中に着信があってもむやみに応答しないことが大切です。
iPhoneのライブ留守番電話で意図せず料金が発生する仕組みとは?
キャリアの提供する留守番電話サービスは、直接iPhoneが応答してメッセージを受け取るのではなく、留守番電話サービスセンターが応答し、メッセージを受け取ります。海外にいる場合は留守番電話を聞くタイミングで料金が発生する仕組みです。 一方、iPhoneのライブ留守番電話機能は、iPhoneが着信に応答しメッセージを受け取ります。このため着信料金がかかってしまうのです。 auは公式ウェブサイトで「海外滞在中にiPhone端末のライブ留守番電話がオンの状態になっていると、自動的に着信を受け取ってしまい、意図しない海外着信料金が発生してしまいますのでご注意ください」と注意喚起しています。 電話に出ていないつもりでも、この機能が原因で高額な料金が請求される可能性があるのです。
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