きのくに信金と和歌山大学が田辺市龍神村で交流/和歌山県
和歌山県南部の山間地・田辺市龍神村への移住者を増やそうと、9月7日、和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫が、連携協定を結んでいる和歌山大学と合同で移住促進プロジェクトを始めました。 今回のプロジェクトは、きのくに信用金庫と和歌山大が地域課題解決に向け協力して取り組む協定に基づいてスタートさせるものです。 発足式は、きのくに信用金庫の職員や和歌山大学の学生に加え、関西大学で情報や地域交流を学ぶ学生も参加して行われました。 きのくに信金の岩橋儀幸専務理事が、田辺市龍神村は1960年(昭和35年)から支店を開設して地域に親しまれている地であることを紹介し「協力して移住定住の促進に努めていきましょう」と挨拶しました。 参加した学生は、3日間の日程で信用金庫のスタッフや地元の人と一緒に地域を紹介するビデオ撮影に挑戦しています。 このプロジェクトに参加した和歌山大学で学ぶ北海道出身の学生は、12月に東京で発表する予定の移住をPRするビデオの制作を頑張りたいと意気込みを語りました。 またこの日は、きのくに信用金庫のメンバーが中心となり、地元で整備を始めている熊野古道の奥辺路(おくへじ)の道普請を行いました。