由布岳で今季初冠雪、鶴見岳では霧氷
大分地方気象台は28日、由布、別府両市にまたがる由布岳(1583メートル)で今季の初冠雪を観測した。昨年より10日遅く、平年より1日早い。大分市長浜町の同気象台から職員が目視で確認した。 気象台によると、西高東低の冬型の気圧配置となり、今季一番の強い寒気が流れ込んだ。
別府市の鶴見岳(1375メートル)では今季初の霧氷が見られた。昨季より約2週間遅い。別府ロープウェイによると同日早朝、従業員が山上付近の定点カメラで確認した。午前7時時点の気温は氷点下1度だった。 県内の山地では29日午前中にかけ、雪の積もる所がある見込み。気象台は車のスリップ対策を呼びかけている。