<センバツ>智弁和歌山・池田陽が好投 啓新、反撃及ばず
◇第91回選抜高校野球2回戦 ○智弁和歌山5-2啓新● (30日・甲子園) 智弁和歌山の右腕・池田陽が2失点完投した。緩急をつけた投球がさえ、制球も良く、連打を許さなかった。打線は一回、敵失と西川の左中間適時二塁打で先制。五回に綾原の左前2点適時打、七回は細川の左中間2点適時三塁打で加点した。啓新は先発・安積が11安打を浴びながら5回3失点と粘ったが、打線の反撃が遅すぎた。 【写真特集】智弁和歌山vs啓新 一番活躍したのはご存じ阪神園芸のおじさんたちです 智弁和歌山・中谷仁監督 池田(陽)の投球に尽きる。下(地面)も緩い中でよく投げた。打線は15安打で5点は効率が悪いが、よく反応できていた。 啓新・植松照智監督 投手はよく踏ん張った。打線はつながりを欠いたが、(九回に適時打などで2点を返して)いい形で終われたことは次につながる。