「コンパクトにブォーン」大谷翔平が明かしていた理想のスイング「僕、野球盤をイメージしているんです。ああやって打てればいいのにって…」
野球盤をイメージしたスイング
「僕、野球盤をイメージしているんです。止まっているバットをポンって動かすでしょ。ああやって打てればいいのにって……構えて、そのままバットをポンと出すだけでホームランを打てたら一番いい。その小さな動き、短い距離の中で95マイルのまっすぐ、70マイルの変化球に対応するのは難しいんです。僕には煽ってしまうクセがあって、振り幅が大きくなるとそれが出てしまう。そのほうが遠くへ飛ぶんですけど、150kmを超えるボールに対して高い精度で振れるかというと、どうしても軌道がズレてバットがボールの下に入ってしまいます。でもあえてそこを求めながら(笑)、同時に精度も上げていきたいんです」 大谷の逆算によれば、野球盤のバットのように打つためには、小さな動きの中で大きな力を伝えるフィジカルが必要になる。だから身体を大きくして、その強いフィジカルを野球の技術に落とし込むための動きを突き詰めた。そして、「コンパクトにブォーン」というスイングを追い求めてきたのだ。開幕前、大谷は言っていた。 <前編も公開中>
(「NumberPREMIER Ex」石田雄太 = 文)
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