ベンタンクールが最低でも6試合の出場停止か FAが差別的発言を9月に告発
トッテナムに所属するウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、チームメートの韓国代表FWソン・フンミンに対する発言によって、長期出場停止となるようだ。イギリス紙『スタンダード』が伝えている。 【動画|ショートハイライト】ベンタンクールが今季初ゴールも…トッテナム v イプスウィッチ プレミアリーグ24/25 第11節 ベンタンクールは今年6月、母国ウルグアイのテレビ局『Canal 10』の番組『Por La Camiseta』に出演し、司会者から選手のユニフォームを求められた。その際に同選手は「ソニー(ソン・フンミンの愛称)のかい? 彼らはみんな顔が同じように見えるから、ソニーの従兄弟のユニフォームかもしれないよ」と発言した。 この発言が人種差別的であるとして、議論を引き起こしていた。その後、ベンタンクールは自身のSNS上で「僕がやってしまったことを謝罪する。一種のジョークのつもりだった。僕は君を愛しているし、誰に対しても尊厳を踏みにじったり、傷つけたりすることは絶対にない」と謝罪しており、ソン・フンミンもその謝罪を受け入れた。 しかし、イングランドサッカー協会(FA)は今年9月、ベンタンクールの発言を「FA規則E3に違反した」として告発していた。現時点で出場停止の期間は発表されていないが、イギリス紙『スタンダード』によると、同選手は最低でも6試合の出場停止処分を受ける見込みだという。 なお、出場停止の対象となる試合はプレミアリーグ、カラバオカップの試合であり、UEFAヨーロッパリーグの試合には出場できる。ベンタンクールは今シーズン、公式戦15試合に出場しており、そのうち11試合で先発出場している。
SPOTV NEWS