アルテミスSを制したブラウンラチェットとルメール騎手（撮影・丹羽敏通）

＜アルテミスS＞◇26日＝東京◇G3◇芝1600メートル◇2歳牝◇出走11頭 　やっぱりルメールだ！　ケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤングの半妹ブラウンラチェット（手塚）が好位から押し切った。初陣から2連勝で重賞初制覇。勝ち時計は1分33秒8。 　2番枠から五分のスタートを決め、3、4番手の内。平均ペースを折り合って運び、手応えよく直線へ。逃げたミストレスがしぶとく粘るが、残り100メートルで捉えた。 　秋華賞、菊花賞とG1連勝中のルメール騎手は昨年のチェルヴィニアに続いて連覇。「すごくいい子でした。デビュー戦でも乗りやすかったですし、いい脚を使ってくれました。競馬は2戦目でしたが全然怒ってなかった。ずっと落ち着いていました。2番手で完璧なレースができました。道中でずっと息が入りましたし、ずっと自分のリズムで走れました。最後リードホースの後ろから出していく時、すごくいい反応しれくれました」とたたえた。 　将来性については「まだまだ若い馬ですね。競馬もまだ2戦ですからのびしろはあると思いますね。今年は絶対トップレベルにいけると思います」と評価した。 　2着は7番人気のミストレス、3着は2番人気のショウナンザナドゥ。 　馬連（1）（2）4380円、馬単（2）（1）6260円、3連複（1）（2）（8）6510円、3連単（2）（1）（8）4万2370円。 　（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）