あす開催スケボー「SLS東京」に15歳上村葵が出場…「自国で最高峰の大会、気持ちが強くなる」
スケートボード・ストリートの世界最高峰プロツアー「ストリートリーグ(SLS)」東京大会(読売新聞社協力)が23日、東京・有明アリーナで行われる。大会前日の22日、女子の出場選手の変更が発表され、けがで欠場したページ・ヘイン(米国)に代わって上村葵(あおい)の出場が決まった。 【写真】上越妙高サマーフェスでスケートボードを披露する清司麗菜さん
上村は大阪府堺市出身の15歳で、現在の世界ランキングは11位。昨年5月に東京・有明で行われた国際大会「UPRISING TOKYO」では、パリ五輪金メダルの吉沢恋(ACT SB STORE)を抑えて優勝。同年のSLSスーパークラウン(年間王者決定戦)では4位に入るなどの実績がある。
この日行われた、公式練習では、突然の出場決定にもかかわらず、リラックスした表情を見せるなど戸惑いはない様子。練習後の取材に対し、「コースはかなり難しい」と言いつつ、「新しい技に挑戦して成功したらうれしい。自分が住んでいる国で世界最高峰の大会は気持ちが強くなる」と活躍を誓った。
この大会には、女子では吉沢のほか、東京五輪金メダルの西矢椛(もみじ)(サンリオ)、同銅メダルの中山楓奈(ふうな)(ムラサキスポーツ)、パリ五輪銀メダルの赤間凛音(りず)、五輪2大会連続メダルのライッサ・レアウ(ブラジル)ら国内外の強豪が計10人出場する。