尾道市立市民病院で医療事故 市が3265万円の損害賠償支払いで合意 50代男性が肺の摘出手術で死亡
尾道市立市民病院で6年前、肺の手術の医療事故により50代の男性患者が死亡し、市が遺族へ3000万円あまりの損害賠償を支払うことが分かりました。 市によりますと、男性患者は2018年、左肺を摘出する手術を受け、肺動脈の血管を誤って損傷したことにより手術の翌日に死亡しました。 病院は医師による医療事故と認め、遺族に約3265万円を支払うことで合意しました。 市民病院の廣岡孝彦院長は「死亡に至る重大な医療事故をもたらしたことについて、患者さんの家族の皆さまにお詫び申し上げる。再発防止に向けて全力を挙げて取り組む」とコメントを出しています。
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