「タバコ」ってコスパ悪すぎじゃないですか? 上司がみんな吸っているのですが、デメリットしかなくないですか?
喫煙のメリット・デメリットとは?
喫煙によるデメリットは、莫大なお金がかかることだけではありません。厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイトによると、タバコを吸うことで健康に悪影響を与えることが分かっています。因果関係を推定する証拠が十分とされる病気は、以下の通りです。 ●がん(肺、口腔・咽頭、喉頭など) ●循環器の病気(虚血性心疾患、脳卒中、腹部大動脈瘤など) ●2型糖尿病の発症 ●歯周病 など さらに、タバコが予防ができる最大の死亡原因であることが判明しています。また、タバコは本人だけでなく周りにいる人の健康にも悪影響を及ぼすことが分かっています。なぜなら、タバコの煙(副流煙)に多くの有害物質が含まれているからです。受動喫煙との因果関係を推定する証拠が十分とされるものには、肺がんや虚血性心疾患、脳卒中などがあります。 一方、メリットと言えば、「気分転換になること」「タバコを吸う人同士でコミュニケーションが取れること」などが挙げられるでしょう。
タバコは経済面でも健康面でもコスパが悪い
タバコによるデメリットとしては、お金がかかったり自分や周りの人の健康を害する可能性があったりすることが挙げられます。例えば、20歳から平均寿命までタバコを吸った場合にかかる費用は、男性が約1169万2296円、女性は約1043万3837円です。つまり、タバコは非常にコスパが悪い嗜好品と言えるでしょう。 出典 厚生労働省 令和4年簡易生命表の概況 JT 2018年「全国たばこ喫煙者率調査」 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部