「タバコ」ってコスパ悪すぎじゃないですか? 上司がみんな吸っているのですが、デメリットしかなくないですか?
職場の上司をはじめ周りに喫煙者が多い場合、「どうしてタバコを吸うのだろうか」と不思議に感じる人もいるのではないでしょうか。 そこで、本記事ではタバコを吸う目的や、メリット・デメリットについて解説します。合わせて、毎日タバコを吸う人の1日あたりの平均喫煙本数、20歳から平均寿命まで吸った場合の費用を紹介します。
タバコにかかる費用とは?
JTが行った2018年「全国たばこ喫煙者率調査」によると、毎日タバコを吸う人の1日あたりの平均喫煙本数は男性17.7本、女性14.4本でした。1ヶ月30日間と仮定すると、男性は531本(17.7本×30日)、女性が432本(14.4本×30日)です。タバコ1箱あたり20本入っているため、1ヶ月で男性は約26.6箱(531本÷20本)、女性が21.6箱(432本÷20本)吸っていることになります。 タバコ1箱あたりの値段は、約500~600円です。1箱600円と仮定すると、1ヶ月あたり、男性は約1万5960円(600円×26.6箱)、女性が1万2960円(600円×21.6箱)使っていることになります。年間の男女別のタバコ代は、以下の通りです。 ●男性:約19万1520円(1万5960円×12ヶ月) ●女性:約15万5520円(1万2960円×12ヶ月) 厚生労働省が公表している「令和4年簡易生命表」によると、平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳です。20歳から平均寿命までタバコを吸い続けたとすると、男性は61.05年(81.05年-20年)、女性が67.09年(87.09年-20年)タバコを吸い続けることになります。これらを踏まえると、一生涯でタバコにかかる費用は以下のようになります。 ●男性:約1169万2296円(約19万1520円×61.05年) ●女性:約1043万3837円(約15万5520円×67.09年) 生涯タバコを吸い続けると、莫大なお金がかかることが理解できるのではないでしょうか。