地域根差した子育てを 新園歌披露し開園式 奥州・江刺ひがしこども園
奥州市立江刺ひがしこども園(及川ひとみ園長、園児39人)の開園式は19日、同市江刺玉里字大松沢の同園で行われた。園児が新しい園歌を披露するなどし、江刺東部地域で唯一の幼保連携型認定こども園として新たなスタートを切った。 式には3~5歳児27人と職員、市関係者、来賓を合わせ約60人が出席。倉成淳市長は式辞で「園舎完成後の空気環境測定の結果によって開園が先延ばしされ、迷惑をかけることになったが、今後はよく遊び、心豊かでたくましい子どもの育成を目指すとともに、地域に根差した運営に努めていく。地域に愛され、信頼されることを願う」と述べた。 江刺の特産物リンゴをモチーフに子どもたちの笑顔をイメージした園旗の授与とお披露目に続き、及川園長は「11月11日の使用開始以降、子どもたちは毎日元気に通っている。常に安全・安心を第一に、保護者と連携して子どもたちが健やかに育つよう努める」と誓った。