警察官を装う男からSNSで”嘘の逮捕状”の写真など送られる 公務員の30代男性が400万だまし取られる特殊詐欺事件発生 仙台
12月21日、複数の男が警察官を装い、仙台市青葉区の30代の男性から現金400万円をだまし取る特殊詐欺事件が発生しました。 被害に遭ったのは、仙台市青葉区に住む30代の公務員の男性です。 警察によりますと、12月21日この男性の携帯電話に警察官を名乗る男から「マネーロンダリング罪の犯人を捕まえた。家宅捜索したらあなたのキャッシュカードも出てきたので取り調べをする」などとうその電話がありました。その後、取り調べ担当の警察官を名乗る別の男からSNSで逮捕状などの写真が送られ、「身の潔白を証明する方法として資金調査というものがある」などと言われたということです。さらに同じ電話で検察官を名乗る別の男から「ネットバンキングは資金番号が付与される。あなたの資金番号とマネーロンダリングの資金番号が合っていなければあなたはマネーロンダリングをしていないことが証明される」などといわれその話を信じた男性が、要求された口座にネットバンキングを利用して現金あわせて約400万円を振り込んだということです。 男性は、入金後に警察官などがSNSで資金調査をすることを不審に思ったことから被害に気づき、22日警察に相談をしたということです。警察は、犯人の特定を急ぐとともに、県内で警察官を装う特殊詐欺事件が多く発生していることから注意を呼びかけています。
東北放送