高齢ドライバーの事故防止を目指し講習会 群馬・安中市
高齢ドライバーの事故を防止しようと群馬県安中市で交通安全講習会が開かれました。 この交通安全講習会は高齢運転者を対象に安中警察署や安中市、そして、富士スバルなどの自動車販売会社が開いたものです。 6日は市内に住む65歳以上のドライバー約30人が参加しました。 講習会では、シミュレーターにより運転動作の正確性や傾向を測る運転適性検査や事故防止の機能が付いた「安全運転サポート車」の乗車体験が行われました。 「安全運転サポート車」の乗車体験では車内に搭載されたカメラで前方の障害物を検知して作動する自動ブレーキや、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐための安全機能を確認しました。 安中警察署によりますと、ことし1月から9月末までの市内の人身事故件数は165件で、なかでも高齢者が関係する事故は73件と全体の44.2パーセントを占めているということです。 参加者は体験を通して安全運転に対する意識を高めていました。