【天皇賞・春】テーオーロイヤルが好位抜け出し2馬身差V!春の盾を奪取し長距離界の〝帝王〟に 菱田裕二騎手は30度目の挑戦で待望のJRA・GI初制覇
4月28日の京都11Rで行われた第169回天皇賞・春(4歳以上オープン、定量、GI、芝3200メートル、17頭立て=ヒンドゥタイムズが出走取消、1着賞金=2億2000万円)は、菱田裕二騎手の1番人気テーオーロイヤル(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)が好位追走から直線で楽々と抜け出し後続に2馬身差をつけてV。ダイヤモンドS、阪神大賞典に続く重賞3連勝で春の盾を奪取し、長距離界の〝帝王〟の座に輝いた。デビュー13年目の菱田裕二騎手は30度目の挑戦で待望のJRA・GI初制覇。タイムは3分14秒2(良)。 2馬身差の2着にはブローザホーン(5番人気)、さらに半馬身遅れた3着にディープボンド(6番人気)が入り、2番人気のドゥレッツァは15着に敗れた。 天皇賞・春を勝ったテーオーロイヤルは、父リオンディーズ、母メイショウオウヒ、母の父マンハッタンカフェという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は小笹公也氏。通算成績は18戦8勝。重賞は2022・24年ダイヤモンドS(GⅢ)、今年の阪神大賞典(GⅡ)に次いで4勝目。岡田稲男調教師、菱田裕二騎手ともにJRA・GIは初勝利。