女性救助でインドネシアからの技能実習生5人に感謝状
びわ湖放送
川に落ちた女性を協力しあって救助したインドネシアの技能実習生5人に、守山警察署から感謝状が贈られました。 感謝状が贈られたのは、竜王町にあるダイハツ工業滋賀工場に勤務するインドネシアからの技能実習生ヌル・ファジュリ アグスティアンさんら5人です。5人は、仕事が休みだった先月14日の午後1時半ごろ、野洲市内の野洲川で釣りを楽しんでいたところ、付近の橋の上から、60代の女性が約15メートル下の川に落ちるのを目撃しました。 5人のうち3人が、すぐに水深1メートルほどの川に入り、残りの2人は、周辺の人に事情を告げるため奔走。110番通報を依頼するなど、迅速な連携で女性を救助したということです。女性は、腰の骨を折る重傷でしたが、命に別状はありませんでした。 5人には、日本語とインドネシア語の2種類の感謝状が用意され、守山警察署の大菅勝司署長から1人1人に手渡されました。受け取った技能実習生らは、「国で待つ家族にも伝えたい」などと笑顔を浮かべていました。
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