【巨人】張本勲「這ってでも行かないと」 “王貞治DAY”に思い 同じ10番を背負った阿部監督にはエール
◇プロ野球セ・パ交流戦 巨人-ソフトバンク(8日、東京ドーム) 巨人は球団創設90周年を記念して『王貞治DAY』を開催。NPB通算最多3085安打の張本勲さんがファーストピッチセレモニーに登場しました。 【画像】試合前のファーストピッチを務めた張本勲さん 王さんとは、1940年生まれの同い年。1976年からはともに巨人でプレーしました。 この日は現役時代と同じ背番号10のユニホームを着て、杖を片手に登場。「いや、感無量だね。ああいうグラウンドでやっていたんだね。何十年前は、思い出しましたよ」と振り返りました。 王さんについて「野球界では100年あるけれども、長嶋茂雄さんとともに本当にいろんな記録とかを築き上げてくれた人だから。特にワンちゃん(王さん)は同級生で18歳からつきあっていた」と張本さん。 来月には84歳となる野球界のレジェンドは「(王さんとは)付き合いが濃いし長い。今日はワンちゃんの記念というから、ちょっと周りから無理だよと言われたんだけど、這ってでも行かないと、無理して来たんですがね。来て良かったと思ってます」と話しました。 巨人を率いるのは、現役時代は張本さんの10番を背負った阿部慎之助監督については「阿部は私の背番号をつけていますし、毎日応援します。さきほど激励しました」と明かしました。