日本テレビ「仰天ニュース」当面の出演見合わせ発表 次回21日は中居出演シーンカットで放送へ
日本テレビは10日、タレントの中居正広(52)が司会を務める「ザ!世界仰天ニュース」の放送について「1月9日に中居正広さんがコメントを発表しましたが、依然として不明な点が多いため、中居さんの『ザ!世界仰天ニュース』へのご出演は、当面の間、見合わせます。今後のご出演に関しては、総合的に判断してまいります」と発表した。中居の出演シーンをすべてカットして放送した7日のエンディングで「次回は…」と予告のあった21日は、7日放送分と同様に中居の出演シーンをカットして放送するという。28日以降については出演を見合わせる。いつまで見合わせになるのかについては「まだ不明な点もあり、今後の展開を注視しながら、当面の間出演を見合わせる」とした。 7日には4時間特番を中居の出演シーンをすべてカットして放送。この時の世帯平均視聴率は12・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と発表された。放送5時間前にカットが発表されて注目を集めたのか、前回の昨年12月3日放送分から3・7ポイント上昇。いびつな編集もあったが、思わぬ高視聴率となった。 中居をめぐっては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局が直近のレギュラー番組の休止、差し替えを続々と発表していた。 スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万~9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。 同局は、中居のトラブルが報じられた直後の昨年12月27日、同じく中居が司会する「ナカイの窓」の2時間特番を通常通り放送した。労力をかけて編集した映像を流したことで、かえってお茶の間に事態の深刻さを伝えることになっていた。 中居は9日にトラブルについて初めてコメントを発表し、トラブルを事実と認めて謝罪。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と報告していた。