明治通りを走った都電 写真愛好家・金子芳夫さん写真展
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(東京都渋谷区)で昭和40年代に渋谷区の明治通りを運行した都電を記録した写真展「明治通りを走った都電」が開かれている。 港区在住の写真愛好家、金子芳夫さんが撮影した渋谷を駆ける都電や昭和44年の最終電車内にレンズを向けた計24点を展示。同じ構図で現在の街並みを捉えたカットも飾られ、今昔の変化も見比べられる。当時の地図や行先方向板、ポスターなども並ぶ。 企画した学芸員の田原光泰さんは「渋谷の街につい一昔前まで、のんびりと道路に電車が走っていたのは意外な印象を受けるかもしれません」と話している。22日午後2時から田原さんによる解説会も開かれる。写真展は30日まで。