54歳おひとりさまの「リアルな朝ごはん」。“出すだけ副菜ボックス”を準備、毎日同じでもいい
朝食はしっかり食べたいけれど、忙しくて時間がない日もありますよね。「考え方を変えたらラクになった」と話すのは、団地で自分らしくひとり暮らしをしている54歳のきんのさん。そんなきんのさんが、普段の「リアルな朝ごはん」と「ラクするためのコツ」を語ります。 【写真】冷蔵庫に準備している「副菜ボックス」
50代おひとりさま、朝食は毎日同じでもいいことにする
50代、仕事や家庭、プライベートと忙しい日々を過ごしています。とくに朝は時間がなくて慌ただしい上に、更年期で体調もイマイチ。 時間のない朝、食事はどうしていますか? 若い頃は朝ごはんを抜いたりもしましたが、今は食べないと体がしんどくなり、午前中ボォ~ッとしてしまいます。 朝ごはんを「ちゃんとつくりたいのに、できない」自分を責めていましたが、そこそこの朝食でいいと考え方を変えたら自己嫌悪することも減りました。
朝食メニューは定番化。そこそこおいしければ十分
理想は毎日違うメニューの朝ごはんですが、献立を考えるのは地味に大変。定番化すれば食材の調達がラクになるし、メニューを考える時間も減らせます。 私は毎朝ほぼ同じメニューか晩ごはんの残り物、なにもないときはグラノーラなどを利用しています。休日など余裕のある日だけは好きなものを楽しみながらつくります。 簡単に用意でき、そこそこおいしく、おなかが満たされるものを口にできれば十分と気楽に考えるようにしたらストレスが減りました。
朝つくらず、夜つくる。忙しい朝でも温めるだけでいい
慌ただしい朝の時間に調理するのはやめて、前日の夜に朝ごはんの準備をします。晩ごはんのおかずとみそ汁を少し多めにつくり、アレンジして朝ごはんにすることもよくあります。 これなら忙しい朝に包丁を使うこともなく生ゴミも出ません。温めるだけなので朝食準備は5分程度。一汁一菜が基本、漬けものや佃煮などを合わせたら立派な朝食になります。
「出すだけ副菜BOX」を冷蔵庫に準備
漬物や納豆、佃煮、ふりかけ、ヨーグルトなど火を通さなくても食べられる朝セットを冷蔵庫に準備しておきます。出し入れの手間が減り、なにもおかずがないときでも、ご飯とみそ汁、副菜で朝ごはんが食べられます。