「踊るプロジェクト」新キャストはあの容疑者の娘!? 最新予告編&ポスター&スタンディ公開
「踊るプロジェクト」2部作の最新劇場予告編が公開され、新キャストが発表された。 1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズ。2024年3月18日に「踊るプロジェクト」の再始動が発表され、室井慎次(柳葉敏郎)を主人公とした新作映画『室井慎次 敗れざる者』が10月11日(金)、『室井慎次 生き続ける者』が11月15日(金) に公開される。 【動画】「踊るプロジェクト」予告ほか これまで現場の捜査員のために粉骨し、警察の組織改革に挑むなど、波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井慎次。映像では、27年前の“青島との約束”を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷に帰る姿が。「家族を持たなかった男が、“家族”を守る」のテロップが流れると、そこにはかつての険しい表情とは異なり、「事件の被害者家族・加害者家族を支援したい」という想いで、少年たちと一緒に穏やかに暮らす室井が映し出される。 そんな中、室井の前に突如現れた謎の少女。彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見される。東北の山奥には似つかわしくない、おびただしい数の警察官、ヘリや警察車両。そして明かされる少女の名前は日向杏(福本莉子)。シリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美(小泉今日子)の娘だという衝撃の事実が判明する。 映像の最後には、警視庁のキャリア組としてかつて室井とライバル関係にあり、共に数々の捜査を乗り越えて、次第に室井のよき理解者となっていった盟友・新城賢太郎(筧利夫)が語りかける。「とんでもない死体を見つけましたね、室井さん」。穏やかな暮らしを求めた室井のまわりに再び、事件の影が迫りくる先の気になる予告となっている。 併せて、最新のポスタービジュアルが公開。「全ての事件を、眉間に刻んで生きてきた。」のコピーが添えられたビジュアルは、室井慎次の眉間のシワにフォーカス。長い警察キャリアの中でたくさんの事件を担当し、蓄積した経験と苦悩、歴史の深さを感じさせるポスターに。また、チラシの裏面には「室井の履歴書」が掲載され、非常に興味深いチラシとなっている。 さらに、室井の眉間スタンディも公開。「現場の君たちを信じる。」「責任をとる。それが私の仕事だ。」「組織の中で生きる人間こそ、信念が必要だ。」の3体セットで7月26日(金) より全国の映画館(一部劇場をのぞく)に登場する。 <作品情報> 『室井慎次 敗れざる者』 10月11日(金) 公開 『室井慎次 生き続ける者』 11月15日(金) 公開