出雲神話の神々やヤマタノオロチ、懐かしのシールに…3枚セットで販売・シリーズ化検討
出雲旅行のお土産品に、出雲神話の神々などをキャラクター化したシールが加わった。その名も「どっきり!神話シール 出雲伝説 ヤマタノオロチ編」。約5センチ四方の中央にキャラが大きく描かれ、背景がキラキラと光るデザインは、菓子のおまけシールを想起させ、どこか懐かしい。
シールは、剣を持つスサノオノミコト、稲を手にしたクシナダヒメ、現代風に擬人化されたヤマタノオロチの計3種。3枚セットで市内の土産物店などで販売されている。価格は税込みで979円。
企画したのは、松江市出身で東京在住のクリエイターさくらいみかさん(43)。数年前から島根にちなんだ商品を開発しており、今回、出雲を語る上で欠かせないヤマタノオロチの神話に目を付けた。
「老若男女に親しんでほしい」と考え、注目したのはチョコレート菓子などのおまけシール。クリエイター仲間らに声をかけ、半年がかりで仕上げた。
この秋から販売を始め、14日までに約200セットを売り上げたという。さくらいさんらは、ヤマタノオロチ編に続くシリーズ化を検討しており、「色々なアイテムにシールを貼ってもらい、神話と島根を身近に感じてほしい」と話す。
シールは、一畑電車・出雲大社前駅内の土産店「LOCAL-IZM(ローカリズム)」などで購入できる。問い合わせは「どっきり!神話シール製作委員会」のメール(dokkiri-shinwa@kinoko.sub.jp)。