【NBA Rakuten解説者インタビュー】青木康平さん「二コラ・ヨキッチは試合の展開を読む力が尋常じゃない」
11年にわたってbjリーグで活躍し、現在はバスケスクール「WATCH&Cアカデミー」の代表を務める青木康平さんが、5月14日(火)に「NBA Rakuten」で配信したオクラホマシティ・サンダー対ダラス・マーベリックス戦で解説を務めた。現役時代はコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)の父ジョーの指導を受け、現在は後進の育成に尽力する青木さんに、解説の感想やジョーとの思い出などについて聞いた。※インタビューは解説後に実施。
ヨキッチは一緒にバスケできたら楽しそう
――本日はお疲れ様でした。NBAの解説は久々という事でしたがいかがでしたか? 青木:めちゃめちゃ緊張しました。この2日くらいで2チームの試合をしっかり見返したんですけどね……。普段はデンバー・ナゲッツとボストン・セルティックスが好きなのでよく見ています。 ――ナゲッツとセルティックスが好きな理由は? 青木:ナゲッツの二コラ・ヨキッチを見るのが大好きなんです。もし自分が現役の時に一緒にバスケできたら楽しそうだなって思いますね。セルティックスは昔からハードワーカーがいる印象があって好きなんです。 ――青木さんはNBA Rakutenの解説でもお馴染みの佐々木クリスさんと親交が深いです。 青木:今回の解説に向けて、めっちゃアドバイスもらいましたよ。クリスが自分のYouTubeでマーベリックスについて話しているエピソードがあるからって、そのリンクを2つくらい送ってもらいました。 ――今日のサンダーとマーベリックスの戦いぶりはいかがでした? 青木:ルカ・ドンチッチは半端ないです。ただ終盤はファウルを気にしてアグレッシブに行けなかった印象がありました。一方でサンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが凄かった。若さから来るエネルギーがあって、チームをずっと牽引していたなと。この試合ではなかなか点差が縮まらなかったなか、1人で繋いでいたのはさすがでした。 シェイはフットワークが素晴らしい。簡単に抜いているように見えますが、そこに彼の凄さがある。これはドンチッチにも共通していますが、そういうフットワークや身のこなしってプレイヤーにとって本当大事ですから。