J1川崎・鬼木監督、今季で退任 4度Vで黄金期、後任は未定
J1川崎は16日、鬼木達監督(50)が契約満了により今季限りで退任すると発表した。コーチから昇格して就任初年の2017年にJ1初優勝を果たすと18、20、21年にもリーグ制覇。4度の優勝はJ1の歴代監督で最多。YBCルヴァン・カップで1度、天皇杯全日本選手権でも2度の頂点へ導いた。後任は未定。 千葉県船橋市出身で、現役時代はMFとして鹿島や川崎でプレー。指導者へ転身し、川崎では攻撃的なスタイルでクラブの黄金期を築いた。守田英正(スポルティング)や三笘薫(ブライトン)ら現在の日本代表選手も数多く指導した。今季のJ1では、ここまで11勝10分け11敗で10位。