期間も時間も限定のハート見ごろ 恋人の聖地に認定、熊本「二俣橋」
熊本県美里町佐俣の「二俣(ふたまた)橋」でこの時期にしか見ることができない陽光のつくり出す「ハート」がお目見えし、記念撮影をするカップルらでにぎわっている。 町によると、同町佐俣の釈迦院川と津留川の合流点に架かる二つの石橋を合わせて「二俣橋」と呼び、毎年10~2月の晴れた日の正午前後、橋の下にハートの形が浮かび上がる。 町によると、約30年前に石橋下の護岸改修工事があり、それ以降にハートの形が浮かび上がるようになったという。2010年ごろに発見され、話題となった。11年、「NPO法人地域活性化支援センター」(静岡市)から「恋人の聖地」として認定されたという。年間、推計約1万人が訪れている。 町の担当者は「今だけのハートを多くの人に見に来てほしい」と話している。【野呂賢治】