ブレイク・ライブリーに訴えられたセクハラ監督、全面対決の姿勢「彼女のいじめの証拠を全公開する」と宣言
昨年12月、ブレイク・ライブリーが映画『ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US』の監督で相手役を演じたジャスティン・バルドーニを性的嫌がらせと報復行為で提訴した。バルドーニ側はブレイクの訴えを全面否定。法的措置を取ると匂わせていたが、ついに具体的な動きを見せた。 【写真】ブレイク・ライブリーのヘア&メイクを10年分振り返り! ライアン・レイノルズとの結婚生活で美貌度UP♡
現地時間1月7日(火)にバルドーニの弁護士は声明を発表。「ライブリーはバルドーニがマスコミを武器にしていると非難しているが、それは痛々しいほど皮肉なことだ。彼女自身のチームがバルドーニに対する訴状を提出する前に悪質な攻撃を画策し、新聞「ニューヨークタイムズ」に著しく編集された文書を送りつけているのだから」。バルドーニはブレイク側が提供した文書を元にした記事を掲載したとして、記事に登場するパブリシストのメリッサ・ネイサンら10人と共に同紙を名誉毀損などで提訴。2億5,000万ドル(約394億円)の賠償金を求めている。
バルドーニの弁護士は「私たちは、彼女のいじめのやり方と映画を乗っ取ろうとする脅迫の証拠をすべて公開する」「ライブリーは脅迫するために他人を利用し、欲しいものをすべて手に入れるためにいじめ行為を行った。どれも彼女の過去の行動と同じであり、驚くようなことではない。私たちはその全証拠、そしてそれ以上のものを持っている」。 ちなみにこれに先立ち、ブレイク側の弁護士も声明を発表。ブレイクの訴えは「具体的な事実に裏付けられている」と主張している。「これはクリエイティビティの違いから生まれた確執でも、言った言わないの状況でもなく深刻な性的嫌がらせと報復だ」「ブレイクが訴えを起こしたことに対して、彼らはブレイクをさらに攻撃している」と怒りを露わに。「性的嫌がらせと報復は、いかなる業界においても違法である」とアピール、同じような経験に苦しんでいる人のためにも提訴したことを示唆した。
先週末開催されたゴールデン・グローブ賞授賞式ではブレイクの夫ライアン・レイノルズの主演作『デッドプール&ウルヴァリン』が興行成績賞にノミネートされていたにもかかわらず、ライアンは欠席。ブレイクの訴訟を考えて、公の場所に出てこなかったと見られている。バルドーニ側がどんな証拠を公開するのか、続報に注目が集まっている。