【バスケ】信州ブレイブウォリアーズ最終節での大逆転B1残留へ 石川海斗「気力を尽くしてやるだけ」
運命の最終戦へ勝久HC「絶対2連勝できるように準備を」
レギュラーシーズン2試合を残して信州と茨城とのゲーム差は「2」となっている。茨城がリーグ首位の宇都宮ブレックスに連敗することが前提だが、信州がB1に残留するためには、今シーズン勝ち星を挙げられていないSR渋谷戦で2連勝する必要がある。SR渋谷もチャンピオンシップ出場への可能性を残しており、同じく2連勝が必要な状況だ。エースのホーキンソンにとっては昨季まで所属していた古巣・信州との対決であり、力が入ることは間違いない。そういった状況を鑑みれば、信州の残留への道は非常に険しいものだといえる。 崖っぷちの状況ではあるが、勝久HCは「ジョシュは意識していない。我々はもう2連勝以外、残留の方法、チャンスすらない。なぜ昨日(第1戦)は勝てなくて、今日(第2戦)は勝てたかということをちゃんと学んで、良い準備をする。今日のようなフィジカルさやエナジー、メンタリティで臨めば絶対チャンスはあると思う。他の試合はコントロールできないが、絶対2連勝できるように準備をしたい」と意気込みを見せる。 栗原は「全員が分かっているように一つも負けられない。そんな状況で、今日みたいなメンタリティやエナジー、集中力で挑めば、来週末は必ず勝つチャンスはあると思う。本当に今週の練習が鍵になると思っている。ウォークスルーだったり、体のケア。例えば、僕の場合はコンディション上げなきゃいけないし、(SR渋谷戦の)2日間にだけフォーカスするんではなくて、この1週間にフォーカスしないといけない。そういう準備をすれば勝つチャンスはあると思うので、引き続き良い準備をしたい」と準備の重要性について語る。 首の皮一枚でB1残留に望みを繋いでいる信州ブレイブウォリアーズ。大切なのは自分たちにフォーカスして、5月4日のSR渋谷戦で勝利するために最善の準備をすることだ。石川は“信州一丸”となって戦う必要性を口にする。 「どうこう言っても今の状況は変わらない。何回もいっているが、コーチの元で体がどうなろうが、気力を尽くしてやるだけかなと思っている。全員がそういうメンタリティでできれば絶対強いと思うし、全員が本当にこのチームのためにハッスルする、エナジーを持って戦う。相手がどうであれ、競い合う。全員が責任感を持ってプレーすることがすごく必要だと思う。ブースターの力は本当に強い。みんながB1に残ってほしいと思っている。僕らも気持ちは変わらないので、渋谷に来てもらって、一緒に戦ってもらえると嬉しい」 泣いても笑っても残り2試合となったBリーグのレギュラーシーズン。2連勝で奇跡の残留をつかみ取ることができるのか。信州ブレイブウォリアーズの運命をかけた最後の戦いが始まる。
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