佳子さま南米ペルーから帰国の途に 笑顔で滞在した7日間
日テレNEWS NNN
南米ペルーを公式訪問していた秋篠宮家の二女、佳子さまは、すべての日程を終え帰国の途につかれました。滞在した7日間、佳子さまは終始、親しみのある笑顔で多くの人と交流されました。 ◇ 現地時間8日、ペルーでの公式日程最終日。佳子さまは、小学生と中学生あわせて23人が通う日本人学校を訪問されました。 「ビエンベニーダ!(ようこそ)佳子さま。ようこそ、リマ日本人学校へ!」 佳子さまのご訪問を心待ちにしていたという子どもたち。2週間前から準備してきた合唱を披露すると、佳子さまはうなずきながら聴き入り、大きな拍手を送られました。 小学2年生の日本語の授業では「カタカナ」を学ぶ子どもたちとふれあわれました。 「カタカナは見つかりましたか。どんなのが見つかりましたか。ベートーベン! たくさん見つかりましたね」 次の訪問先は、日系人が設立し日本文化を伝承する授業に取り組む学校です。佳子さまは、小学2年生が日本語を学ぶ授業を視察されました。モニターには、ひらがなで食べ物の名前が表示され、子どもたちが答えていきます。 佳子さまも、一人一人に好きな食べ物を質問し、「桃は私も好きです」などと笑顔で対応されていました。 その後、佳子さまが向かわれたのは、現地の日本人が作った運動場にある日本庭園です。この庭園では4年前の2019年、姉の小室眞子さんが訪れ記念の植樹を行っています。佳子さまは、眞子さんと同じ場所で松の木の植樹を行われました。 最後に、古代アンデス文明の織物などを展示する博物館を視察し、ペルー公式訪問のすべての日程を終えられました。 ◇ ペルー滞在の7日間、大統領を表敬訪問したほか、多くの日系人や現地で暮らす日本人と会い、聴覚障害のある子どもたちとは現地の手話で交流するなど、ペルーとの国際親善を深められました。 マチュピチュなどの遺跡も視察し、ペルー文化への理解も深められた佳子さま。ペルーを出発し10日午後、日本に帰国される予定です。