「若者に話しかけてもらうには?」→起業家の答えが本質情報すぎて顔ない…
● けんすう氏の答えは? うわー、すごいわかる悩みです。僕の考えをまとめて答えていきます! >私よりも10歳以上年上の上司や先輩方を見ていると、年齢を重ねるごとに、特に若い世代から避けられる人が多くなるという印象を持っています。 >この傾向には、外見の変化も大きく影響していると思います。適切な体型維持、清潔感のある服装である程度対応可能と考えています。 まず、相談者さんが書いてくださったこの部分について。これは自然現象として仕方がないかなと思っています。 正直、適切な体型維持や清潔感とかがないと「かなり嫌われる」という感じになると思いますが、これをクリアしてたからといって、マイナスが0に近づくだけです。 というのも、基本的に、どの人間も「自分と同世代の人たちとか、自分とどうジャンルの人たちのことを基本的に好む」という傾向があるからです。 適当なことをいいますが、古代の時代とかは「自分と似た見た目や性質の人は仲間であり、そうでないと敵の可能性がある」とかがあったからかもしれません。 同じ人種で、同じ言語を話し、同じ年齢くらいだと、話もあうので仲良くなりやすいですが、そうでない場合、少し敷居があがります。なので、「10歳の歳が離れる」というのは、どちらが上であっても下であっても、基本的にはお互いにコミュニケーションの取りにくさを少し感じて仕方がないともいえます。 実際に「10個くらい下の人とは何を話したらいいのかわからない」という年配の人もたくさんいますしね。
ここからは相談文と照らし合わせながら、1つずつ、自分の意見をい言ってみます!ちなみに、正しいかどうかはわかりません!あくまで個人の意見です。 >・若手との会話についていけるよう、トレンドの情報を常にインプットする ここはちょっと違うかも、と感じました。 ちょっと想像してほしいんですが、20代の時の若者だったときに、かなり歳の離れた人が、変に若者との会話についていけるように、トレンドを追いかけているのをみて、「うわー!話しやすい!」となったのかというと…。そうではない気がするんですよね。 もちろん、本当に好きな趣味だったりしたら盛り上がれると思うんですが、「最近の若者はLINEスタンプを使うんでしょ」とか言われて、おもしろスタンプを送られても、大幅なプラスにはならなかったと思うんです。 むしろ、トレンドって「追いかけるのは比較的簡単だが、トレンドの表面だけを追っている人は、トレンドが終わったことを認識できない」というのがあります。 若者言葉とかもそれですね。最新の言葉を覚えるのは簡単なのですが、その言葉がもう使われなくなった時に、現場(ここでは若者のコミュニティなど)にいない人は、それを察知できないんです。 結果として「やたらと一昔前に流行ったトレンドに詳しい中年」とかが誕生してしまうわけです。 そもそも、若い人は「今のトレンドについて年上と話したい」とは思っていないと思うんですよね。 自分が必要としている知識や経験などは教わりたいかもしれませんが、若者と話したいからトレンドを追う、みたいな程度の人だと「今、このドーナツが流行っているんだよね」といわれても、へー、くらいにしかならないと思います。