マンチェスター・Uは最低の時期?アモリム監督は「私に責任がある」
マンチェスター・ユナイテッドとのルベン・アモリム監督は、同クラブの状況を「最低の時期にあるかもしれない」と口にした。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。 クリスマス時点でプレミアリーグ13位と低迷し、リーグ戦直近4試合のうち3試合で黒星を喫しているたユナイテッド。ボクシングデーの第18節ウルヴス戦に臨むアモリム監督が記者会見に出席し、クラブの現状についてコメントした。 「この状態を常態化させてはならないと認識するべきだ。厳しい時期であることは理解しているし、それは私の責任だ。私が到着した初日から、チームの責任者である私に責任がある。過去に何が起こったかに焦点を当ててはいけない。いま起こっていることに目を向けるべきであり、私たちがしなければならないことは、これを二度と起こさないことだ」 「もしも(過去のことを)知っていたら、クラブが抱える問題のすべて、このことさえも(記者会見室の天井の水漏れを指差して)解決できるだろう」 前向きなメッセージを残したアモリム監督だが、状況をすぐさま好転させられなかった自分自身には苛立ちを覚えているという。 「自分が何をするべきか理解しているし、明確だ。だが、私はとてもリラックスしているとは言いたくない。本当にイライラしているんだ。それでも我々は問題を一歩ずつ解決し、すべての答えを見つけなければならないが、いまは非常に困難な時期だ。我々はファンの気持ちを理解しており、問題と戦うつもりだ」 そのうえで指揮官はサポーターに忍耐を求めた。 「我々は向上するが、それには時間がかかる。エヴァ―トンに勝った後、みんながトップ4について語っていたときに、私は同じことを言った。だから、本当に厳しい戦いになるのは分かっているし、チームとしては、サポーターの気持ちを『理解している、理解している』と言うことが重要だ」 アモリム監督は「そして、我々が受けているサポートは信じられないほど素晴らしい。我々は何年も経験したことのないシーズンを迎えており、それは分かっている。唯一すべきことは、それに立ち向かい、次の試合に勝ったときのように準備することだ。そして再び試合に臨み、勝利を目指すことだ」と、サポーターにもともに厳しい時期を乗り越えてほしいと呼びかけた。