夫から「もったいない」と言われますが、週末くらい「外食」してリフレッシュしたいです。月にいくらまでなら「外食OK」でしょうか?
外食を楽しむために普段の無駄遣いを減らそう
外食を楽しみつつ家計を健全に保つためには、家計全体の見直しが必要でしょう。ソニー損害保険株式会社(東京都大田区)が、2024年2月に20~60代の男女800人を対象とした「家計における無駄遣いに関する調査」によると、1ヶ月あたりの無駄遣い額の全国平均は1万7678円でした。 全国で約76%の人が無駄遣いをしていると回答するも、無駄遣いを卒業したいと意識している方は少なくありません。無駄遣いを減らし、その分を外食費に充てることで、バランスの取れた家計管理が可能となります。 ただし、無駄遣いをゼロにするのは難しいことです。最初から高いハードルを設定してしまうと、挫折しやすくなります。いっそのこと「無駄遣いしてもOK」と割り切って、例えば「ただし月に2万円まで」と予算を決めておくのも、一つの手ではないでしょうか。 普段から自分の支出を把握していない方や家計簿を付けていない方でも、「無駄遣いしたな」と思ったときに手帳などにメモをして、後から振り返れるようにしておけば十分です。 まずは、自分が1ヶ月もしくは1週間にどれくらい無駄遣いしているのか、ざっくりと把握するところから始めてみてはいかがでしょうか。しばらく続けていると、「自分はこういうときに無駄遣いしやすいな」という傾向が見えてきて、気を付けやすくなります。
工夫次第で外食は可能
週末の外食はリフレッシュのために大切ですが、家計を圧迫しない範囲で楽しむことが重要です。家庭の食費や外食費の実態を把握し、無駄遣いを減らす工夫をしながら、バランスの取れた家計管理を目指しましょう。無理のない範囲で外食を楽しむことで、家族全員が満足できる生活を送ることができるのではないでしょうか。 出典 株式会社しんげん SHUFUFU 「食費節約」に関するアンケート調査 株式会社LENDEX 「円安と値上げ」に関する調査(PR TIMES) 株式会社LENDEX ソニー損害保険株式会社 無駄遣いに関する家計調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部