アンダー250万円の日産「コンパクトカー」なぜ人気? 加速感イイのがポイント? 「NOTE」の魅力とは
日産の電動コンパクトカー「NOTE(ノート)」
日産「ノート」と言えば、同社を代表するコンパクトカーです。 現行モデルは、全車ハイブリッド車(e-POWER)となっていますが、どのような特徴があり、オーナーからはどのような反響があるのでしょうか。 【画像】「えっ…!」めちゃかわいい! 画像を見る!(30枚以上)
初代ノートは、「これまでのコンパクトカーになかった爽快な走りと、使いやすい装備で自在に楽しめるコンパクトカー」というコンセプトで2005年1月に登場しました。 その後、2012年9月に2代目へとフルモデルチェンジ。 発売から4年後の2016年11月には従来のガソリン社に追加されるカタチで、日産独自の電動パワートレインとなる「e-POWER」を搭載したモデルが登場します。 そして、2020年11月に現行となる3代目が登場しました。 3代目ではそれまで設定されていたガソリン車を廃止し、全車ハイブリッド車(e-POWER)になっています。その理由として当時の担当者は「2代目では7割以上のお客様がe-POWERを選ばれていたから」と語っていました。 そのe-POWERとは、エンジンを発電専用として使いその電気によってモーターを駆動させる技術です。 100%モーターで駆動するため、発進時から最大トルクを生み出すことにより、思い通りの加速や静かで心地いい走りを楽しむことができます。 そのため電気自動車(BEV)のような力強くレスポンスの良い加速と優れた静粛性を実現した「電気の走り」が体感できます。 またアクセル操作で、加減速できるペダル機能を備えており、ワインディングや下り坂などで、心地いいワンペダル感覚の走りを実現するほか、ブレーキペダルとの踏み替え回数が減少し、運転による疲労を軽減するなどのメリットも。 またノートの4WDシステムは「e-POWER 4WD」となり、最高出力50kWを誇るリアモーターとモーター制御技術により、発進から加速・減速、そしてコーナなど様々な場面で安定感のある走りを実現します。 実際に街中で運転するとコンパクトカーならではの扱いやすさに加えて、モーター駆動によるレスポンスは競合車とはまた違う個性を打ち出しています。 そんなノートの価格は、「X」の229万9000円から「X FOUR」の258万600円です。 では実際のオーナーはどのような印象を持っていのでしょうか。東京都内に住むAさんは次のように話しています。 「2代目e-POWERから3代目e-POWERに乗り換えました。 コンパクトカーの中では後席や荷室がわりかし広いことや、運転していての電動感が気に入っています。 ただ2代目ではアクセルだけで完全停止出来たのですが、3代目では出来なくなっており、この点は完全停止できるように戻して欲しい部分です」 では、日産販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。首都圏の店舗では次のように話しています。 「ノートは日産のなかでも売れ筋のモデルです。 免許を取得したばかりの若年層から年配層まで幅広いお客様が乗られています。 また2023年秋にマイナーチェンジを行い、デザインなどが変わりました。 デザインに関しては、お客様の好みなので賛否ありますが『前の顔のほうが良かった』という声のほうが多い気もします。 一方で『実車を見たらアリだった』という声もありました」 ※ ※ ※ なおノートには派生モデルとして「ノート オーラ」というモデルがラインナップされています。 こちらはまだデザインが変わっていないことから、近いうちに同様のマイナーチェンジが行われると予想されています。 前出の日産販売店でも「近々オーラのマイナーチェンジが予定されています」と語り、どのような変化があるのか、こちらも注目です。
くるまのニュース編集部