オズワルドが感じる「大人になった悲しみ」とは?『映画クレヨンしんちゃん』最新作ゲスト出演で確執も
『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』が8月9日から公開されている。 『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ第31作目となる同作では、現代に復活した恐竜がカスカベや東京で大暴れ。シロとカスカベ防衛隊が小さな恐竜と出会い、生命の垣根を超えた友情が描かれるというあらすじだ。 【画像】声優に初挑戦のオズワルド 今回の記事では、ゲスト声優としてアンモナー伊藤役とチュウ役を務めたオズワルドにインタビュー。声優に初挑戦した感想や理想の年齢の重ねかた、親子関係に悩む人へのアドバイスなど、さまざまなテーマについて話を聞いた。
オズワルドが声優に初挑戦。畠中「完璧な仕事をこなした」
─声優に初挑戦した感想を教えていただきたいです。 伊藤:自分がいない世界に声を当てることはあまりないので、無言のキャラに声を入れることで、アニメの制作に関われているんだとひしひし感じました。 畠中:声優は思ってる以上に難しかったです。完成披露試写会のとき、しんちゃん役の小林由美子さんが生でしんちゃんにアテレコをしているのを見て、声優ってとんでもない仕事なんだなとあらためて思いましたね。 伊藤:いやすごかったね。普段の小林さんとしんちゃんは全然声が違うしね。 畠中:しかもミスらないじゃん? ひと噛みもしてなくて、しんちゃんそのものなんだなと感じましたね。それぐらい声優の方は役に入り込んで演じていることがわかりました。 伊藤:後ろからこしょくって(くすぐって)やろうかなって思いましたよ。あまりにも噛まないので。 ─お二人も芸人として舞台に立っていますが、発声などは違うのでしょうか? 伊藤:違いますね。声の出かたが全然違うというか。 畠中:普通のお笑いは自分が自分を演じて声を出しているだけなんで。 伊藤:イベントが始まる前の影ナレで小林さんが舞台袖から声を当てていて、「小林さんが舞台に出たらしんちゃんの声はどうするんだろう?」と思っていたんです。そしたら、しんちゃんとして喋るときは小林さんが後ろを向くんですよ、夢を壊さないように。なんて優しい人なんだろうと。 ─伊藤さんが演じた「アンモナー伊藤」と畠中さんが演じた「チュウ」のセリフ量の差がすごいですが、どう思われましたか? 伊藤:これは何度でも言いますけど、これでギャラが一緒だったら俺は映画館に裸でカチコミに行こうと思ってます。 畠中:量じゃないんですよね、勘違いしてるけど。セリフは量が多いかどうかじゃなくて、どれぐらい気持ちがこもってるかって話なので。 伊藤:畠中がこの役にどう気持ちを込められたのか不思議ですね。込めようがない。 畠中:込めづらいところに込められてるというところの凄さね。込めようがないと思うでしょ。そこに込めたことがすごい。 伊藤:皆さんに見てほしいですね。見つけた人に100円あげたいぐらいですよ。 ─畠中さんの演技はいかがでしたか? 伊藤:どうも思わなかったっすね。畠中のチュウに関しては。申し訳ないんですが、心がピクリとも動かなかったですね。 畠中:まだそのレベル? そのレベルでやってんだ。チュウだと思ったでしょ? 畠中じゃなくて。 伊藤:どれがチュウかわかんなかった。あれがチュウだよって言われてやっとわかるっていう。 畠中:完璧に演じられてるとそうなるんですよ。チュウはごく普通のお兄ちゃんだと思うので、誰がチュウだったのかわからないということは、完璧な仕事をこなしたということだと思います。