開票作業（飯田市）

10月20日投開票が行われた長野県の飯田市長選挙は現職の佐藤健さんが再選を果たしました。選挙管理委員会にとっては、来週10月27日も衆院選が控え「大変な作業」が続きます。「間違いなく進めたい」とする一方、有権者には「投票」を呼びかけています。 20日投開票が行われた飯田市長選挙。現職の佐藤健さんが新人2人の挑戦を退け2回目の当選を決めました。 午後9時から行われた開票作業。市長選だけでなく市議会議員の補欠選挙もあり終わったのは午前0時過ぎでした。 飯田市選挙管理委員会・桑原隆 事務局長： 「夜遅くなりましたのでちょっと疲れはしたが無事に終わってほっとしている。きょう帰ったら衆院選の準備を進めますので。たんたんと間違いなく」 ほっとしたのもつかの間。これから衆院選の準備が待っています。石破首相就任から戦後最短、8日後の解散。 そして、決まった27日投開票の衆院選。もともと20日を予定していた市長選などの日程は変えることはできず、飯田市選管にとっては2週連続の選挙となります。 飯田市選挙管理委員会・桑原隆 事務局長： 「選挙事務は全てが大変。細かいことの積み重ねもある」 衆院選に向けては投票箱の表示の取り替え、投票所の準備、開票所の準備などが待っています。 た、開票には約200人の職員が必要で、市長選とほぼ同じ職員が作業に当たる予定です。 市長選の投票率が前回を大きく下回ったこともあり、飯田市選管は衆院選の投票を呼びかけています。 飯田市選挙管理委員会・桑原隆 事務局長： 「（衆院選も）ぜひ投票に足を運んでいただきたい」 20日告示された千曲市長選挙は新人の洞田英樹さん（60）と現職の小川修一さん（56）が立候補。衆院選と同じ27日が投開票で、千曲市選管は「2つの選挙を同時に準備しなければならず、今までで一番忙しい」と話しています。