タネトシカケ 髙口裕之氏「新しい価値や市場の創造を複数生み出していく」
──2025年に向けて見えてきた課題は何ですか。
前述したように多様な産業・業界での色々な発見と結合をコーディネートすることで新しい価値創造を促進できることを実感しました。この件数をどれだけ増やせるか、そのための思考や活動が自身や自社の成長と他者への貢献に繋がります。 そのためには限りある時間のなかでより一層、多方面を意識し、情報を積極的に取得し、理解を深めることが重要だと考えています。そして、業務としてサポートする件以外でも、いかにそういったアンテナを立て、実際に人に会い、見るという活動を効率的に行うかが課題と感じています。
──2025年にチャレンジしたいことを教えてください。
大きくは2つあり、ひとつは既述のようなケースによる新しい価値や市場の創造を複数生み出すこと。さらにはそのいい循環を創りながら、双方にとってより意味のある付加価値を乗せた商品、サービスの開発によるラインナップの拡充までできればと考えています。 そしてもうひとつは関与の仕方、形態による効果の差異を検証してみたいです。組織へのジョイン、外部からのアドバイス、社外役員など、同じ目的を持って事に当たるにしても、どのパターンやスタイルがもっとも効果効率的なのかを、自身のそれぞれでの取り組みを通じてどんな結論に行きつくのかを炙り出してみたいと思います。 ・年末年始企画「IN/OUT 2025」の記事一覧
編集部