人間味あふれる…やらかしを隠蔽したいワンコたち、犬にも誤魔化したい時がある…?
犬は人間のように言葉を話すことはできないが表情や行動で感情を表現することができると言われている。それは「喜怒哀楽」以外にもあるようで…? 今回はいたずらをして怒られそうになってしまったわんちゃん達のユニークなリアクションについての記事を2本ピックアップ。よりわんちゃんが「尊く」思えるかも。 【動画カット】「こんなに無視できることってある?」問い詰められているリリーちゃん
■盗み食いをとがめられても“黙秘”と貫く凛々しい姿に「強い意思を感じる(笑)」
つまみ食いした痕跡を飼い主さんに指摘されるも、「私はやってないですが…」とでも言っているような”凛とした佇まい”で、知らん顔をするワイマラナー。その様子に「絶対にシラを切り通す強い意志を感じる」「こんなに無視できるものなんだ」と反響が寄せられた。 そのワイマラナーの名前はリリー。横浜妙深寺の住職・長松清潤さんと暮らすお寺の”看板娘”だ。このリリーちゃん、一瞬の隙をついてお皿に盛りつけられていた卵焼きをペロリと食べてしまったそうで…? 「リリーは自分が悪いことをしてしまった時、『やっちゃったー』という自覚があるようなのです。注意をするといつも真剣に凹んでいます。今回のように『これはヤバい!』という時には、今回のように『なんのことですか?』という感じでシラーっとします。近づいて追及すると、案の定その通りのリアクションをしていたので、笑いをこらえるのが必死でした」 彼女は生まれてすぐ、ブリーダーの家で指を折ってっしまい、今でも左足の人差し指が短い。ブリーダーから譲ってもらう時に「一生トラブルを抱えてしまうかもしれない」と言われたが、すくすくと成長した。正確は甘えん坊で寂しがり屋。だが愛情が深く、飼い主さん家族の表情から全てを読み取ってくれ、また我慢強い一面もあると言う。 「法衣を着ている時と、普段の家の中の服の違いを明確に認識していると思います。リリーはもともと絶対に飛びつかない、いわゆる前足で人間の身体に飛びかかるような態度をしませんが、僕が法衣を着ていると邪魔しないようにしています。法衣を着ていても『近づきたい』という時、『今はだめだよ』と言うと廊下に出て待ってくれます。その待ち方が、座ったり、前屈したり、めちゃくちゃかわいいです」 もはやYouTubeでもTikTokでも長松さんの動画は千回ぐらいの再生数だが、リリーちゃんになったら80万回を超えるなど「もはやリリーの方が住職の僕より人気」と笑う長松さん。 「また、妙深寺には『動くお寺』という移動式のお寺があるのですが、リリーと一緒に北は北海道から南は九州、四国まで、日本中を車で走りながらご奉公に回れたらと思っています。リリーと一緒に『ご住職』ではなく『車住職』になる日を夢見ています(笑)」